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■アイデア小物
*お金をあまり掛けずに他のマシンに差を付ける、そんな小技をご紹介*
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エアークリーナーボックスに穴を開ける。 場所は右側のサイドカバーに隠れるところ。 形はお好きなように、写真のように丸い穴を開けてもいいし、KX85のように大きく切り抜いても良い。 その効果だが、他が全てノーマルだったら変化は多分分からないと思う。 せいぜいエレメントが全体的に汚れる位でセッティングも変らない。 しかし、エンジンをチューニングしたり、チャンバーを変えたりした時には効果的。 |
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上の写真にはステーだけ写っているが、これはラジエターのリザーバータンク。 ナンバー付きのバイクには付いているが、モトクロッサーには必要が無いとして付いていない。 しかし、80クラスで夏場のサンドやマディーを走るとオーバーヒートするのはご存知のとうり。 80クラスの冷却水の量はせいぜい0,6〜7。それをカバーしようというのがこのリザーバータンク。 これは即効果が有る。 |
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サイレンサー。え?ノーマルじゃないかって? よく見てください。少し短いでしょ。 ’98〜のサイレンサーを’97までのと同じ長さにしている。 これで何が変るかというと、上の伸びが良くなる。が、エアークリーナーボックスの穴と同じで、他がノーマルだと分からないと思う。 他のチューニングと合わせて効果が出る。 |
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こちらのサイレンサーはノーマル。違いは見た目だけです。 テールピースを徹底磨き。スチールでもこれだけ光る。 後はボデーをカーボン風仕上げ。このカーボン風カッティングシートはホームセンターで買ってきた。 サイレンサーぐらいの熱では平気。 |
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カーボン風カッティングシートがまだ余っているので、フォークガードも作ってみた。 このカッティングシートを貼るだけではガードにはならないので、エンビのパイプを加工してこれに貼る。 倒立フォークのアウターチューブって、けっこう薄いアルミだから飛び石で簡単にへこむ。 外側のキズだけなら良いが、ちょっと大きな石が当たると内側にまで出っ張りが出来ることが良くある。 そうならない為に小石の多いコースでは、フォークガードは必需品。 |
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材料はこれ。ホームセンターで買ってきた。 一本180cmとかでしか売っていないので、一台分だと大量に余る。 有志を募るか、どこかで端切れをもらうか。 |
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作り方と言うほどのことは無い。 ポイントは買ってくるエンビのサイズだけ。 ちなみに、KX80、85の場合、内径44ミリの物を買う。 これを、はめるのに無理なく、はまったら簡単には動かない位、切り取る。厳密な物じゃないので目分量で適当に。 仕上げはセンスの問題。これではエンビが丸出し。カーボン仕上げの上にお好きなステッカー等を。 簡単に作れて実用性バツグン。 |
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これの何を見てほしいかと言うと、エアークリーナーボックスの下のカバー。 マディーの時など、エアークリーナーボックスの下の開口部から泥水が入らないようにカバーを付ける。 もちろん空気は入るように、前側を閉じて後ろ側を空けてある。 材料はプラ板でもアルミ板でもある物で。 これの場合、プラ板をリベット止め。 この写真のリヤサス、シャフトとボデーにチタンコーティングをしてある。 |
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上の写真のフロント部分。 インナーチューブとアウターチューブにチタンコーティング。 これは小技じゃないですね。まあ、参考までにということで。 |
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ここまでの3枚の写真は小田桐昭蔵号でした。 この写真はラジエターのステーを見てください。 ノーマルの黒いパイプからアルミの凝った形のプレートに変わっている。 これが何の役に立つか?なんて言っちゃいけない。カッコイイでしょ。 この辺の細かいワザの積み重ねが他のマシンに差を付ける。 ここまでの小ワザ、費用は1品数百円のはず。(チタンコーティングは別よ) かかるのは手間だけ。 |
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