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おっちゃんの体験的
  *PARTー1
16才で免許を取って生まれて初めて乗ったエンジン付きの乗り物。ヤマハFS−1。
実際のは2型(だったと思う)ブリッジ付きのアップハンドルのモデルだった。初期型は一文字ハンドルだったが、当時なぜかブリッジ付きのアップハンドルが流行って、各メーカー、ハンドルだけ変えたモデルが色々出ていた。
バイク初体験は、エンストの連続、やっと走ってもシフトアップが出来ない。ローギヤーのスピードにビビッテいた。72年頃。


実は、上の写真のFSー1は兄のバイクだった。同じく72年頃。
自分で買った最初のバイクが、このFT-1。初代ミニトレ。もちろんどちらも中古で、U野の中古車屋で買ったのだが、FS−1は上物で店の人も良い人だったが、FT−1はひどかった。
ほとんどヤクザみたいな店員に、半分おどされて買ったようなものだった。エンジンだけはまあまあだったが、その他はポンコツで、おかげで(?)メカに詳しくなった?

左はRX350。当時の流行、アサヒ風防とシボリハンドル。
原付は半年で卒業して自動二輪免許を取る。当時の免許は、大、中、小、なんて分かれてなかった。このバイクで初事故、初救急車を体験。73年秋。
右はCB450EX。EXとはエクスポートで本来は輸出用のことだが、逆輸入車じゃない。この頃ホンダは国内仕様(メッキタンクにニーグリップラバー)とEX仕様(全塗装タンク)の2機種を出していた。ちなみに左の写真、ノーヘルだがこの頃はまだヘルメットが義務づけられていなかった。
高速は被らないとだめだったかな?
名車DT−1。上記ミニトレでも河原で遊んだりしていたが、このバイクで同じ所を走ってみると、まるでギャップが無いかのような安定感。すごい!と感動した。が、このバイク買った1週間後、友人が河原で大転倒、スクラップになってしまった。超短命に終わってしまったが、強く印象に残るバイクだった。74年頃。
さすがは名車か。

CB250EX。EXじゃ無い国内型はメッキタンクでCB72の面影があった。
今じゃ何の変哲も無いSOHCツインだが、このエンジンかなりの高回転型で、当時の雑誌に『高回転でカムに乗る』と書いてあって、どういうものか乗ってみたかった。乗ってみると、なるほど6〜7千回転からフッとストレスが無くなるようなフケ上がり、カムに乗るってこういうことか、と思った。
このバイク、マフラーが破けてて整備不良で捕まったりもした。これも、74年頃。

左はダックス、右はミニトレGT80。しかしどちらも記憶がない。ゆえに、年代不明。
ダックスは、もしかすると友人のかもしれない。

バイアルス、初代TL125。じつは前記DT−1を買ったのもトライアル車を作りたかったから。第一期トライアルブームの頃、市販のトライアル車は国産ではなかった。そこに出たのがこれ。すぐに買ったと、言いたい所だが新車は手が出ない。1年後位、近所の車やさんに8万円の値札が付いたTLが、即買った。
さっそくトライアルのまねごとを始めたが、これが難しい。河原で丸太を乗り越えようとしてフロントが上がらず前転したり、土手を登ってターンしようとして逆さに落ちたりと、すっかり嫌になって売ってしまった。ブームで始めたヤツはこんなものか。75年頃。

□二輪史目次へ戻る PART−2へつづく